2012年4月23日月曜日

広瀬川1万人プロジェクト 春の一斉清掃

2012年4月21日(土)に広瀬川1万にプロジェクトの春の一斉清掃が4会場で実施され、私は閖上会場に参加しました。会場は100人を越える参加者で賑わっていました。
地域社会への貢献のために、企業として実行委員会にも参加いただいている方が大半です。


今回で13回目となる清掃活動の甲斐あって、年々ごみは減っています。とはいえ、集めてみると結構な量ですね。
大物はあまり見られませんでしたが、松の枝や、数日前の暴風で巻き上げられたビニールなどのごみが見られました。
残念なのは、テレビ等、明らかに人為的に廃棄された物もあった事です。
収集したゴミは名取市の職員の方に回収していただきました。




この活動は秋にも実施されます。
秋は会場数もぐっと増えて14会場(予定)です。

広瀬川1万人プロジェクト』とは?
杜の都・仙台のシンボルである広瀬川の自然環境を守り,多くの市民が親しめる広瀬川とするため,100万都市仙台の1%・1万人をキーワードとして,市民・企業・行政などで実行委員会をつくり活動を展開しています。

2012年4月2日月曜日

広瀬川サケ・プロジェクト(サケ迎え隊)

※2011年11月5日の記事です。

広瀬川市民会議」が主催する「広瀬川サケ・プロジェクト」。
その中の「サケ迎え隊」に参加してきました。

毎年秋になると、広瀬川にはたくさんのサケが遡上してきます。
千代大橋たもとの中河原緑地に集合し、宮沢橋下流の郡山堰まで散策し、サケが遡上・産卵する様子を観察します。

中河原緑地から上流へ
私は、サケが広瀬川を遡上する事を知りませんでした
流域に住んでいても、この事を知らない方も多いようです。
大都市を流れる河川でありながら、ダイナミックな自然環境を残す広瀬川の、魅力のひとつなんですね。

名取川の河口から広瀬川との分岐点あたりまでは、東日本大震災による津波の被害が大きかったのですが、それでも、サケ達は次の世代に命をつなぐ為に広瀬川を遡上してきました。

広瀬橋から宮沢橋(上流側)を望む

遡上してきたサケは、キズだらけになりながらも
いたるところで水しぶきをあげていました。

郡山堰(広瀬橋~宮沢橋間)の脇に作られた魚道。

郡山堰には、鮎やサケが遡上できるように魚道が作られています。階段状に足場(?)が設置されているので、魚は休み休み遡上する事ができます。
とはいえ水量が少ないため、相当の体力を使うようです。
20分程かけて魚道を遡上していく姿も見られました。

このあと、「サケ育て隊」がサケの卵の里親になって、3月まで飼育します。
仙台市役所の1階にも、飼育するサケを展示することになりました。
年明けの3月には「サケ送り隊」によって、稚魚は広瀬川に放流されます。
彼らが再び広瀬川に帰ってくるのは約4年後です。

第3回廣瀬川美術蔵(ファイナル)


※この記事は2011年9月18日の記事です

今年が最終回となる「廣瀬川美術蔵」に行って来ました。
廣瀬川の伏流水で酒を仕込む森民(もりたみ)酒造本家の仕込み蔵で、廣瀬川をキーワードに様々なアートコラボレーションが繰り広げられました。
音楽、写真、書、ガラス、染物、水彩画、風鈴、酒と、実に幅広いジャンルのコラボレーションです。
蔵の中という外界と隔絶された空間で電球の灯りに照らされた作品群は、不思議な調和を果たしていました。
私はお酒が飲めないので、CDを購入。浮揚感のある、静かで落ち着いた曲です。
広瀬川の砂で作ったグラス純米吟醸「清流広瀬川」、染物のケースのセット商品等もあって、お酒呑みの方には良いお土産ではないでしょうか?


その後、せっかくなので宮沢橋まで行って、NPO法人「広瀬川ボートくらぶ」の貸しボートに家族で乗ってきました。
45分間、1艘で500円です。ライフジャケットは無料で貸してくれます。
水深はせいぜい膝上程度と水量が少なく、浅いところでは漕ぐのが大変です。

実に14年ぶりにボートを漕ぎました。
写真では子供は緊張してますが、楽しんでいたようです。

9月とはいえ、まだまだ暑く、日陰で休む場所が欲しいところ。
休憩小屋の様な施設は増水時にも簡単に撤去する事ができないので、安全性確保の観点から設置が難しいという事情があります。
せっかく良い環境なので、うまく賑わいの創出に繋げられればよいのですが・・・。